国家検定・いす張り技能士といす張り技能のご紹介です。

弊社には、いす張り技能士の国家検定の資格を持っている職人がいます。

この検定試験は学科試験と実技試験の2本立てで、受験資格は二級で実務経験2年以上、一級が同7年以上、合格率は絶対評価ながら約40%と、とても厳しいもので、受験までたいへんな努力と訓練があったそうです。

職人のいす張り作業を見ていると、丁寧かつ素早く正確な手際の良さで、あっという間に椅子が出来上がっていき、ものづくり職人の技術に改めて感動しました。

こちらの写真は下地を留めているところ。

ウレタン、椅子の生地を乗せ、しっかり引っ張りながら留めていきます。
(寒くなるにつれ生地が固くなるのでこれからの季節大変との事)

最後に椅子の裏地を見える部分なのでより丁寧に貼っていきます。

これだけの作業で、あっという間に一脚が完成。