特定非営利活動法人府中ノアンテナと伝統工芸株式会社 2025年大阪・関西万博「Co-Design Challenge 2024」選定事業者に決定

木工を中心にものづくりが盛んな広島県府中市で、市内の工場をめぐるオープンファクトリーイベントを主催する『特定非営利活動法人府中ノアンテナ』と弊社が協力して行うプロジェクトが、このたび公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が推進する「Co-Design Challenge 2024」プログラムに採択されました。


今回選定された『府中ノアンテナ』と弊社のプロジェクトは、広島県府中市の額縁づくりの文化をモチーフに、山並みの景色を「切り取り」届ける家具作りを提案します。このプロジェクトは、地域の風景をデザインに取り入れ、持続可能な製品開発を通じて地域経済の活性化を目指しています。また、万博会場で使用する家具(スツールを予定)の制作および、万博を起点としたオープンファクトリー含む地元エリアのツアーも実施予定です。
詳細については、随時アップしてまいります。

「Co-Design Challenge 2024」とは

「Co-Design Challenge 2024」プログラムは、大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業の一環として、社会課題解決に向けた共創事業を推進するプログラムです。本プログラムでは、地域資源の活用や持続可能なデザインを通じて、新しい日本のくらしを提案する事業が選定されています。

「大阪・関西万博を契機に、日本全国それぞれの土地で “これからの日本のくらし(まち)をつくる”」ことをコンセプトに、
「1.万博を機会として、新しい「何か」をつくること」
「2.共創の取組であること」
「3.デザイン視点で取り組むこと」
「4.大資本でなくても取り組めること」
「5.地域への誘客に取り組むこと」
の5つの特徴を持つプログラムです。


当プロジェクトを含む、11件の提案が採択されました。
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府中ノアンテナ主催 SFV(Setouchi Factry View)について

府中ノアンテナが企画・運営する「瀬戸内ファクトリービュー(SFV)」は、広島県南東部の備後地方にある府中市と福山市で開催しているオープンファクトリーイベントです。地元産業の1つである木工・家具を中心に繊維や鉄鋼、味噌なども含めた多様で特色あるものづくりの現場を見学、体験することができます。国内外から足を運んでいただき、ものづくりを身近に感じていただけるツーリズムとなっています。

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伝統工芸株式会社/DENTOについて

豊かな山々に囲まれた広島県府中市上下町で、額縁や家具を中心とした木製品を製造する工房です。古くから書道文化が盛んなこの町は、作品を飾る額縁の産地として栄えてきました。そんな地域にある弊社は、額縁や屏風、茶道具などの製造会社として創業。時代は移り変わり、オリジナルの額縁づくりをはじめ、額縁の意匠や技術を使った家具づくりを行っています。

わたしたちの家具づくり

額縁づくりに加えて、家具づくりをスタートした私たちのものづくりの特徴は、額縁の意匠と技術を存分に生かした造りでありながら、現代の暮らしにも馴染むことです。例えば、スツールやダイニングテーブルの脚部には、額縁の「留め」という技術を使っており、職人の丁寧な手仕事から生まれる美しい仕上がりには、受け継がれてきた伝統を感じさせます。加えて、どんな暮らしにもフィットするシンプルなデザインをはじめ、場所を取らないようスタッキングができたり、お届け後の組立が簡単だったりと、現代のライフスタイルに合わせた造りであることも魅力です。

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伝統工芸株式会社 担当者:安田

メールアドレス:press@dentou-kougei.co.jp

電話:0847-62-3377